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執筆者の写真水越朋/Tomo Mizukoshi

単行本

新宿に着いたので読んでいた単行本にしおりを挟んで閉じる。

持ち歩く億劫さから外では文庫本を読むことが多いので、単行本を閉じた時のしっかりした重みのある感触が何やら心地良くカラダに残る。

本を左手に持ったまま電車を降り、乗り換えのためエスカレーターの列に並ぶ。本を手に持ったまま電車を乗り換えるのは、ストーリーが日常にも続いているようで、目に入ってくるものが新鮮で鮮やかだった。

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